はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

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131006 マンハッタンの日曜日

 なんだか霧の様ではっきりしない日曜日の朝です。
 中西部では雪になっているんだそうです。んったく。

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 典型的なアメリカ朝飯の店がホテルのすぐそばにあるのを発見。日曜日であんまり店が開いていないせいか、観光客のおばさま連中でわんわんしています。私はこんな簡単な朝飯だったのですぐに出てきました。しかも、これで9.55位する上に、計算書の裏には12-15%のサービス料は含まれておりませんと書いてあって、わざわざ給仕のおっさんがこれを指差します。腹が立ちます。

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 ちゃんとGrand Central Stationを見物していないので、ちゃんと見ることにしました。で、高い天井を見上げていると、そこにやってきたのは昨日ナイアガラ・フォールズからトロントの飛行場までのピックアップバスでご一緒した日本人ご家族の三人です。あまりの偶然に両方とも唖然としながらご挨拶です。ま、見所のひとつには間違いはありませんけれど。
 で、下のダイニングフロアーまでいってみると、名物のオイスター・バーだけではなくて、なん軒もの食べ物やさんが軒を連ねております。帰りにここでテイク・アウトすることになりました。

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 New YorkにはVermeer(日本ではフェルメール。アメリカ人はヴァーミィア。)がMETになんと5枚。そしてフリック・コレクションに3枚あるところまではわかっていました。それで、たぶんそれを探せばオランダ系の作家のものも見ることができるだろうと、その辺を焦点にしてMETを見始めました。こちらはフラッシュさえ焚かなければ写真撮影は大丈夫です。二階の一番奥にリーマンコレクションの部屋があります。大変な作品群です。
 そうそう、ここでオーディオ・ガイドを借りにカウンターへ行くと東洋人の女性がおられました。両方でおそるおそる日本語を使いました。そう、日本人の女性でした。親切にも日本語でオーディオ・ガイドの使い方を教えていただきました。ここはシニアの入場料は$14.00で、オーディオ・ガイドが$7.00です。日本語の設定のまま、日本語解説のない絵の番号を押すと「英語解説ですが聞きますか?」と聞いてくれます。これは便利です。


 フリック・コレクションはそうはいきません。個人のコレクションですから、至って傲慢でございます。ひとつの絵を見るのに、壁に寄りかかったら、それすらだめだと指摘されました。ほとんどの荷物はクロークに預けろといわれます。水のボトルすら。入場料はシニアーは$15.00です。圧倒的にコレクションの量は少ないですが、家そのものを公開しているという意味もあります。ちょっと気取ってやがります。

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 そして夜はこちらです。Winter Gardenで「MAMMA MIA」でございます。メリル・ストリープの映画すら見ておりませんので、私に取っては正真正銘の初めての作品であるだけではなくて、宝塚以外で(宝塚をミュージカルというのかどうか、微妙なところですが)のミュージカルを見るのをこれが初めてです。一番後ろの席を買いましたけれど、両脇はもう開いております。それでも作品の中身は大変に楽しいものでございますねぇ、やっぱり。右となりの北欧からきたとおぼしき母娘と左隣のスペイン語で何かを話すおばさん(酔っぱらっていたのかも)が煩くてにらんだら静かになりました。

 帰りはなんと歩いて帰ってきちゃいました。危ない気分にはならなかったなぁ。でも明日は電車に乗りましょう。

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