この地域に来たら誰もが必ず行くというディズニーランドの白雪姫城の手本となったというノイシュバンシュタイン城へよります。何しろ日本のドイツツアーと行ったら必ずここに足を伸ばすらしくて、とうとうここへ来るのが5回目だという人もいれば、42年前に来て以来だという人もいるという一行であります。
下からバスに乗ってあがり、橋の上から定番の遠景を眺め、またとぼとぼ歩いてお城の入り口にたどり着くと、わんわんと人がうごめいています。その大半は中国人のツアーですから、その喧噪には拍車がかかろうというものです。その昔は日本人のツアーが席巻していたのであろうことは書かれている説明に日本語が堂々と加わっていることで見当がつきます。
ヴォイス・ガイドがついていて、音質は悪いのですが、日本語での案内を聞くことができます。こんなことを言っては申し訳ないのですが、この城のでき方と良い、作られようと良い、なんだか本当にディズニーのアトラクションに来た様な気がします。はっきり言うと「胡散臭い」。それでも、この城がある山の環境がとても良いと思います。お父さんのお城に入っていませんけれど、中がどんな具合か見てみたいものがあります。
どうやらこのあたりにくると日本人のツアー一行の中にはヴィース教会に立ち寄って、その中の装飾に感嘆の声を上げるというコースがあるようです。このツアーも立ち寄りました。しかし、なにしろ受け答えがいい加減な添乗員がついていますから、彼女の声が聞こえない様にして、入れていただきました。
やってくる観光客が少なくて、寂しそうに揚げパンを作っている親父が不憫で€2.00でこのお菓子を買いました。揚げたては何でも美味しい!
ミュンヘンに向かう道すがらトイレ休憩のついでという感じでOberammergaという村によりました。人口わずかに5千。しかしながら木彫と家々の壁に描かれている絵が有名なのだそうです。
そしてもうひとつ有名なのが10年に一度か、10年ごとに開かれるというキリスト受難劇なんだそうです。なんか、この話、テレビで見た記憶があります。
受難劇が上演される劇場にこれまでの写真が飾られていて2010年の衣装も見ることができます。そんな先の劇では生きていないかもしれませんなぁと係の人に申し上げたら、2020年の切符は既に2年前から売り出されているんだそうです!驚き!