はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

旅行の記録は(http://nsw2072.blogspot.com)に移りました。

131007 マンハッタン 天候不順

 天気予報が午後から雨になるぞ、といっていたのですが、朝から風向きがはなはだよろしくなくて、雲の動きが不穏であります。

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 朝からThe Top of the Rockに上りました。天候が怪しいせいなのか、ほとんど並んでいないで、そのままスムースにあがることができました。実は今日の切符は先日参加したマンハッタン半日ツアーの景品だったんです。大人27ドル、シニア25ドルというのが正式入場料です。高い!標高もあるけれど、値段も高い!一番上まであがると、多分70階に相当する高さでしょうか。エンパイア・ステート・ビルの展望台とほぼ同じ高さの様に見えるのですが、ひょっとしたら向こうの方が若干高いのでしょうか。

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 昼飯は先日ツアーで連れて行ってもらったチェルシー・マーケットの魚介屋さんでロブスター・チャウダーとクラム・チャウダー。そして、サーモンフィレのソテーが載ったサラダ。かなり腹一杯になった。久しぶりのチャウダー。ミドル・サイズでワンカップおおよそ5ドル。
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 インド食材屋さんはこんな具合にスパイスをたくさん広げて売っているし、イタリア食材屋さんはそれなりにイタリアものをこれでもか、と売っている。ここの魚屋さんには鮨屋もあって、無骨ながらカウンターで握ってもらって食べることもできる様になっている。しかしながらいつも思うのは、まがい物の日本料理を食べるくらいならまがい物の中華を食べた方がまだまし。
 ここには合羽橋のような料理道具屋さんがあって、タジン鍋から、ご飯茶碗までありとあらゆるものがそろっている。料理を挟むtongを見ていたら日本製のものがあって、そのまま日本語が書いてあった。
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 そのすぐそばの元鉄道の高架だったところが散歩道になっている。「High-Line」と呼ばれていて、草花が植えてあってとても雰囲気のある通路ができている。ほんのちょっとの散歩だけれど。

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 だいたいお腹がふくれるととたんに足取りが遅くなります。そのうえ、雨が降ったりやんだり。蒸したり冷たい風が吹いたり。ウィンド・ブレイカーを脱いだり着たり。だんだん疲れていやになってきました。で、ホテルへ帰ろうとすると、タイムズ・スクエアで7号線の地下鉄のホームまできたら入れてくれません。何かいっているのだけれど、よくわかりません。いずれにしろ電車が動いていません。遠くへ行く人は遠回り路線に乗るか、バスです。私たちは二駅ですから、歩いちゃえ、ということになりました。ブライアント・パークまでやってくるとなんだか大掛かりなテントのステージの設営をやっています。横の通りにはテレビ局の中継車やモービルハウスの仮事務所まで設営されています。一体なんだろう・・・。あとになってブライアント・パークのウェブサイトでみるとカントリー歌手のデビューアルバム発表無料コンサートだったようですが、キャンセル扱いになっていました。天気の加減でしょうかねぇ。夕方になったら大雨になりましたからね。

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 夜はとにかく写真禁止が売り物(!?)のMETオペラに「ノルマ」を見に行きました。二回目のMETオペラです。今回も座席はバルコニー。これからもずっとバルコニー。前回の一列前でした。目の前に大きな人が座ったので、一部視界が遮られておりましたけれど、インターミッションがすぎてみるとこの席の人は帰ってきませんでした。ソプラノの嫌いな人かもしれない。いや、そのソプラノのものすごいこと。しまいには耳がびりびり鳴りそうです。拍手鳴り止まず。それにしてもこのオペラは悲しくて表情の暗い場面ばかりの筋立てでございます。次は来月23日。いよいよ、Roland Villazonの登場です。
 METは中に入るときにカメラを持っているとかかりの人が「中は写真が撮れません」といっている。そしてロビーにも、「携帯電話、エレクトリック・デヴァイスのたぐいはすべてパワーをオフしてください」と書いてありますが、皆さん、自分は例外が認められない訳がないと思っているらしくて併記でスイッチを入れています。挙げ句に上演中にぶーぶーという音が聞こえたりします。
 きょうは「ノー・フォト・プリーズ!」のおじさんがいませんでしたけれど、カーテンコールになったらもうバシャバシャとフラッシュを焚いています。本当はこれもだめなはずです。一体いつからどこのオペラハウスでもカーテンコールは良い、ということになっているのでしょうねぇ。
 いつもはカーテンコールの写真を撮る私もここではカメラを持ち出しません。

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