朝から雲ひとつない好天気であります。今日はベルリンの国会議事堂の見物に行きます。朝10時に予約を取りました。
今夜はドイツ対ポルトガルの試合があるので、放映権を持っているチャンネルは朝からずっとこの話題。このチャンネルはとにかくその日の試合を全部中継します。
月曜日だというのに午後4時くらいからみんなの帰りが早くて、駅の中なんて、殺気立っていましたから。やたらとみんな黒赤黄色の三色旗を手に歩いていて、試合が始まってあっという間に1点目が入るや爆竹を投げた馬鹿がいて、思わず買ったばかりの食い物を落っことすところでした。
今日は連邦議会議事堂の見物からはじめました。バスの運転手から一日券ABゾーン€6.70を買い、結局バスには4回乗ったので一応もとはとったことになります。
議事堂の見物といっても中央にあるドームの上に立っているガラスの万華鏡の様なものの周りに回廊があって、そのスロープをだらだらとあがるうちに周りの景色を説明してもらえるというヴォイス・ガイドがあります。これで概ねベルリンの真ん中地域のおおよそがわかるかな？というものです。
それにしてもベルリンはとことん空爆で破壊され尽くしたんだな、ということがあちこちでわかります。しかし、ナチスがやってきたことの多くが私たちの目の前に触れることがほとんどないのが、どうもこの国が抱える問題の深さに影響を与えているんじゃないか、という気がしないでもないですねぇ。特にベルリンにいると、東側にいた時の傷跡は多く語られる代わりにナチス時代が語られない印象を持つのは観光客だからなんでしょうねぇ。空爆の被害の大きさは即座にわかるけれど、ナチスがやったことの大きさについてはなかなかわからない。
昼飯一点豪華主義が始まりました。一緒のツアーだった方が前日いかれたという日本語メニューのあるところに入ってみました。昼のオフィス街の食い物屋が大体間違いが少ないという経験則に従って。本当は白アスパラが食べたかったのだけれど、ここはサラダバーがありました。しかも、ランチ・ステーキがサラダ付きで€14.50だったのですよ！
