はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

旅行の記録は(http://nsw2072.blogspot.com)に移りました。

140611 Erfurt→Weimar→Erfurt

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 今日はもうとことんついていなかった一日で、挙げ句にくだんの添乗員氏は客に喧嘩を売るという始末にもうとことん腹が立つのでありましたなぁ。

 まずアウトバーンがタンクローリーの転倒で3時間に渡って閉鎖。ツアー参加者のほとんどが高齢者だからトイレが大変。ついにバスのトイレの使用許可は出るものの、使用制限付きでしてね、どんな制限なのかはご想像ください。

 ということは観光に費やそうと思った時間が全く足りないということになったら、ケツを蹴っ飛ばさんばかりの勢いで添乗員氏が急がせる訳です。昼飯はなんと二度目のウィンナー・シュニッツェル。飯を食い終わるや否やErfurtの大聖堂に入ったかと思ったらもう出てきてバスに乗ってワイマールへ。

 暑い中、ゲーテの家を駆け足で見て回る。街の中を駆け足で廻る。国民劇場の前のゲーテとシラーの銅像はなぜか囲いの中にあり全く外から見られない。それならそれでもいいやと思ったらまさに出てきた兄ちゃんに日本人の爺さん婆さんが取り付いて、ついに開けさせちゃう!

 再度Erfurtに戻ってきたらバスが街の外にしか止められないってんで、荷物を担いで迷いながら歩く。なんと荷物は知らないうちにホテルに届けている。その時に、一部の人の背負い荷物は持っていってくれたのに、その他の人の荷物はそのままで担ぐ。しかも道に迷う。

 ようやくたどり着いたホテルは小さなリフトが一台の上に全室西向き。扉はオートロックされない。(東だからしょうがないといえばそれまでだけれど)。

 挙げ句に明日の朝は7時45分出発だというので思わず「なに故にぃぃぃ」といったらまともに「ライプツェヒに行くからです!」といいやがった。そんなことはみんな知ってるぞ。そこでみんなは笑う訳だ。おかしくネェだろう!と腹が立つ。まともに人をなめる態度をおかしいとも思っていない。まともに喧嘩を売っている。目を見ないことにした。なんだ、こいつ!?

 最後の最後はなんと夕飯にまでウィンナー・シュニッツェルが出てきたことだ。ふざけているのかと思ったらまともだ。もうこうなったらこの旅行社が客をなめているとしか思えない。昔はこんなじゃなかったのだけれど、一体なにが起きているんだろうか。インバウンドの会社を変えたのだろうか、それとも会社の経営方針が変わったのだろうか。

 エアフルトからワイマールに向かうアウトバーンの左手の山の斜面に誠に不自然に塔の様なものが建っているのが見えるんです。非常に目立ちます。なんだろうかと添乗員氏に尋ねると、彼女はドライバーに聞きます。彼がいうにはどうやらインターンメント・キャンプだというのですが、名前をブーヘンヴァルトだといいました。ところが添乗員氏は私の質問だったから面倒だった様で、「収容所です」といっただけでした。ネットで調べてみるととてつもない悪名高いナチスの収容所だったのです。当初は犯罪者を収容して煉瓦作りの労働を課していたのですが、その後ユダヤ人を大量に送り込み、終戦時には2万1千人がやせ細って残っていたのだそうです。怒ったパットン将軍がワイマールの市民2千人をここに連れてきてみさせたといわれているとウィッキペディアに記載があります。
 2009年にはオバマ米国大統領も訪れているそうです。

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