お祭りだぁ〜!なんせ聖霊降臨祭でございます。月曜日までお休みです。それにしてもこのツアーの添乗員君はそんなことも知りませんから、大変です。
この街はかつてスウェーデン軍に襲われてしまい、城壁を破られて乗り込まれました。子どもたちが集まってスウェーデンの司令官にお願いをしても助けてくれません。酒屋のおっさんが大きな器にワインをたっぷりと注いでそれを一行に出します。うまい、うまいと呑みます。
でスウェーデンの司令官が、どうだ!これを一気に呑む奴がいたらこの街を助けてやろうと、実に乱暴な提案をします。街のお偉方がそんなことできる奴はいないよ、と諦め顔の中で、元市長が進みでて器を手にします。なんと一気飲みします!で、結局スウェーデン軍は撤退するのです。
そんなアホな!?ドイツ人が浴びるほど酒を飲む理由を作り出した結果だろうと、私は思っております。ドイツ人はそういうビールの飲み方をするのが大好きですからね。何かといっちゃ乾杯!を唄ってオダをあげます。
そんなお芝居を見ました。入場料、€14.00もしますが、ドイツ語が皆目分かりませんからあとは想像です。オペラだったらそれでも耐えられる訳ですが、連れ合いはものの見事に寝ておりました。アハハ。しかし、この芝居には街中の人たちが参加するのではないかと思うほど。その出演者の数といったら!
この人たちを中心にして、たくさんの市民が中世の格好をして街中をパレードします。馬がたくさん出てきます。それだけつまりお馬さんの糞が散乱しますな。それが夕方に行ってみると洗って這いませんが一応かたづけてあります。
ところで、この街の外壁の上はトコトコと歩くことができます。確か、どこかの街でもこういう壁を歩いたことがあります。スイスのルツェルンだったでしょうか。
で、この壁には修復に寄付した人たちの名前を刻んでございます。このアイディアは良くあります。様々な街で見ます。日本人の方々も随分たくさんの方々が寄付しておられますが、日本語表記になさっている皆さんの意識は一体どういうことでございましょう。これは明らかに日本人に対してのみ「私は寄付したんだぜぇ〜!」と宣言しているということでございますよねぇ?そう考えると、なんともはやでございます。「悔しかったら寄付してみろ!」という声が聞こえて参ります。アハハ!
それにしても、なんてドイツって所は暑いんでございましょう!?もうへとへとです。ここのところフランスとドイツはやたらと暑くなっておりますよ!