はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

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ミュージカル

 ほんの2年前に見始めたオペラに嵌っちまっていて、今年の旅行でも合計9本のオペラを見ました。そのスケジュールをチェックするうちにお気に入りのメキシコ人テノール、Roland Villazonが今年の11月にマンハッタンのMETオペラに帰ってくるというのを知ってしまいまして、下旬の9日間、寒くなるマンハッタンに出かけることにしています。

 で、私がオペラには興味を持っているけれど、ミュージカルはどうなのよ、という話になります。実はニューヨークに行ったときにわかりやすいミュージカルを一本見ておいても良いなと思って、押さえたのは「MAMMA MIA!」でした。これなら使われている曲がなにしろ「ABBA」ですから音楽を聴いているだけでも連れ合いにもわかりやすいしと。

 しかし、自分が見たいもので世代的にピッタリ来る奴、というのも見ないとなぁというので、LAS VEGASにいるときにシルク・ド・ソレイユの合間に「JERSEY BOYS」を見ました。これはフランキー・バリーとFOUR SEASONSのお話です。私たちの世代にとってはビートルズ出現前のあの時代の共有音楽の時代でございます。これまた、結構面白うございましたねぇ。

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 私が見たいなぁと思ったミュージカルの中に2011年にトニー賞を取った「THE BOOK OF MORMON」という奴があります。
 モルモンの青年たちは外国へ布教に出なくてはなりませんけれど、ウガンダに行かされる青年の話です。
 なにしろモルモンといったらキリスト教なんだといっておりますが、アメリカの新興宗教、それもちょいとヤバイと思われている宗教だけれど、超保守の白人社会にはかなり力を持った存在になってきているのは前回の米国大統領選で共和党の候補がモルモンだったことでもわかります。この宗教は嗜好品に戒律があったり、かつては一夫多妻だったり(現実的には今でもいるといわれていますが)、様々に取り上げられています。
 日本にも大きなテンプルがあって、金ぴかの天使が塔の上に踊っております。
 私は自分が彼らの大本山があるSALT LAKE CITYに滞在した経験があるので、興味津々ですが、連れ合いにはちょっと理解しがたいだろうと、遠慮しました。
 それでMETに行くついでに今度はこれも見てやろうということにしましたけれど、いやいや、なかなか切符が潤沢にはありません。その上高いし。ようやく日曜日の昼の回に一つ確保しました。なんと180ドルもいたします。

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 友人が19世紀末の新聞売り少年たちを描いた「NEWZIES」が良かったといっているのですが、もう自分の空いている日とあう時がなさそうです。

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