LIFEのノートといえば実に万年筆で書きやすく、日本では大受けのノートです。私はもっぱらこれのマス目のものを使っているのですが、これは表紙がまるで神社の鳥居のような朱色をしています。人がたくさんいるところでこの朱色のノートを鞄から取り出すのはなかなか勇気が要ります。このノートには4種類あって、普通の横罫がこの水色です。この色だったらまだ許されます。
で、このノートをベルリンの例の本とCD。DVDの大規模量販店であるDussmannで見つけました。このA4はAmazonで買ったら1,600円ほどだと思うのですが(これでも相当にむちゃくちゃな値段ですが)あの店では、30ユーロぐらいしていました。そんな値段で買う人がいるとはとても思えないのですけれどねぇ。
今回文房具で嬉しかったのはon-lineという私は聞いたこともなかった文具メーカーが出している鉄ペン万年筆です。わずか18ユーロぐらいだったと思うのですが、この万年筆が思いの外書きやすくて、もうスルスルです。ドイツは万年筆の宝庫ですから、目を向けていたらきりがないだけじゃなくて、ツアーの流れについていけなくなりそうでしたから、かなり我慢をしました。それにしても、当たり外れの激しい鉄ペン万年筆の世界で、今回は大当たりです!
どんな万年筆メーカーでもきっと若者向けの鉄ペンを作っていて、製品のバラツキはあるものの(どこで作っているのかってところが気になるわけですが)概ね、手にしてみたくなるようなデザインになっているのが感心します。
実は未だに封を開けられないでいるのですが、ペリカンのP-205(カートリッジタイプ)のFを買ってきてしまいました。細身です。多分元々のデザインは女持ちではないでしょうか。それくらい細いのです。定価93ユーロです。どのインクを入れようか迷っています。