はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

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131130 NYC最終日

 正確に言うと明日の午前0時過ぎのフライトで、またまた香港経由で東京に帰ります。今度は香港で乗り継ぎに6時間くらいの時間がありそうなので、ラウンジでじっくり総括をしようと思います。そんな大げさな。
 
 荷造りを始めてみましたが、なかなかこれまでになくコンパクトになった様な気がします。問題はホテルを追い出されてから先の話です。Best Buyに行って、できることならバスでSouth Ferry Terminalまで行ってみたいなぁと。でも寒いからまたMET美術館でしょうか。それにしても6時間以上時間があります。

 正午のチェックアウトタイムにあわせてしたに降りていって手続きをしました。驚いた。昨日の一泊分はなんと315ドルにもなっています。ホリデー・シーズンだからって足下を見た料金設定です。

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 Black Fridayから今度の月曜日まで、ほとんどの商店がバーゲンだといっています。目抜きの通りはどこもかしこも人、人、人の波です。本当に君たち、そんなにものがいるのかい?!浮かれて買ってんじゃないの?来月の払いは平気なの?気持ちが悪くなるくらいです。

 5th Ave.のBest BuyにiPad Miniのケースを買いにいきました。ろくなものがありません。やっぱりなんでも日本が一番!Kindleの一番最初の機種なのか、49ドルという値段がついているものがありました。この値段ならよほど買っちゃおうかなぁと思ったのですが、iPadやらで十分だろう、と思い直して手を引っ込めました。

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 そこからM-5のバスに乗ってSouth Ferry Portを目指します。スタテン島に渡るのかって?いや、それは前回もうやっちゃったんです。今日はとにかく時間があるので、バスで5th Ave.を最後まで南下したかったのです。私の前におっさんが座っていましたけれど、このおっさんも降りない。どこへ行くのかと思ったら、フェリー・ターミナルについたら私に「これが終点か?」と聞くんです。なんだ、このおじさんもお上りさんじゃないか。

 で、途中から隣に日本人の50歳くらいとおぼしきお母さんと十代半ばくらいの娘が座りました。このお母さん、べらべら良くしゃべるんです、日本語で。ところが娘は全部英語で答えるんです。あたかも日本語をしゃべるのは格好悪いとでも思っているみたいに。これ、移民二世によくあるパターンですよね。お母さんの話しっぷりから見ると、話題はもっぱらどんな大学に行けるのかという話のようです。アメリカや豪州にいる中国人の親子の会話、そのものですよ。学校の成績で見返してやる!です。この意気が必要なんです。中国人社会はこれで大きくなったんですよ。

 この日本人親子はチャイナタウンに行くんだと電話で話していたのに、Canal St.を過ぎてもおりません。随分下まで行くんだなぁと思っていたら、あわてて降りていきました。

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 そうそう、今、South Ferry Stationは工事中です。だからなのか、前の5輛しか扉が開かないのだそうです。そのお知らせチラシに日本語が併記されています。全部で9各国語で書いてあります。英語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ロシア語、中国語、韓国語、日本語、もうひとつが何語かわかりませんけれど、フランス語がありませぬ。わぁ〜い、日本語だぁ!?

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 前回、10月のはじめにやってきた時は、お陽様燦々、清々しく、フェリーの風が心地よかったというのに、もはやとてもフェリーに乗って風に当たる気なんかになりませぬ。

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 South Ferryの駅はrがついた線路にそのままプラットフォームをくっつけちゃったので、乗り口とフォームの間が大きくギャップができちゃいます。だから、フォーム側のこの櫛がぐっと前にせり出してそのギャップを埋めます。良くここにちゃんと電車が止まるよねぇ。日本人が操縦しているわけでもないのに。

 そそくさと1号線の地下鉄に乗って北上します。どこへ行くのかといったら、もちろんMET美術館です。今日の収穫は、17世紀の木版画と、ゴヤのエッチング。そして、ムハとクリムトの絵です。お、こんなのあったんだ!
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 それからもうひとつは「Family Map」という構内案内図です。A2の用紙一杯にそこにある代表的な絵が漫画になって描かれているという非常に手の混んだものです。今まで知らなかったのですが、すれ違った10歳くらいの少年が「これ好きだなぁ〜」といいながら通ったので、何のことかと気がつきました。今日はホリデイシーズンの土曜日で人がたくさん入っているというのに、閉鎖している部屋があります。一体なにを考えているんでしょうねぇ。

 午後5時半を過ぎた頃にホテルに荷物を取りに帰ります。JFKまでは片道16ドルのバスです。Port Authority Bus Terminalの横、42丁目に面したところからバスがでます。このバスが途中一カ所でお客を拾うのは、なんとNew Arkの空港行きのバスの出発点(E 41 StのParkとLexintonの間)のすぐ傍です。なかなか走り出さないのですが、マンハッタンを出たらガンガンと走ります。結局一時間ほどで到着。なんとterminal-7で降りたのは私だけでした。

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 キャセイのラウンジがあるわけではなくて、British Airのラウンジです。ろくなものが提供されません。Unitedと良い勝負って感じです。夜9時くらいを過ぎたらもうガラガラです。

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