はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

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131126 火曜日

 相変わらず寒い一日になりそうですが、もっと悪いことに午後から雨だといっています。下手をすると雪になるのではないかとそれが心配です。明日は嵐だといっていますしね。

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今から心配してもしょうがないかもしれないのですが、帰りのフライトが夜中の出発なんですね。あんまり早く空港に行くとチェックインするところがなかったりしたらどうしようかと。

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 あさ、といってももう10時を廻っていたのだけれど、この街で一番でかいといわれている古本屋に行ってみました。ユニオン・スクウェア(サンフランシスコにあらず)でN号線を降りて地下鉄からでてくるとクリスマス・マーケットの設営が準備完了です。

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 Strandというこの古本屋は日本の古本屋と様相がちょっと違います。やたら派手です。その上、書棚が嘘の様に上にまで積上っています。地震がないとはいえないけれど、ほとんどないのだから、これで良いってことでしょう。その代わり、上のほうの本を見つけるのははなはだ難しいのです。

 そもそもこの国の出版界には再販制度がないのだからほんの値段は売れないとガンガン下がりますよね。これって売れてないぞ、という証明にもなってしまいますが。
 幸い私が探す分野の本は今やほとんどの人が興味を持つものではないので、今日も手にした二冊は両方とも10ドルしませんよ。これは古本だけれど、ちょっと前の新刊だって、売れなきゃ安いのです。

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 ここのお店はノベルティーものをびっくりするほどたくさん売っています。トートバッグなんぞ10種類以上売っています。その上書店が作るトートバッグですから丈夫です。

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 その上、キャッシャーで金を払ったら「お客さん、50ドル超えているから、このトートがおまけですよ!」ともう一丁貰っちゃいました。ひとりだからこういうことができるんです。連れ合いがいたら大いにクレームがつくことだと思いますぞ。

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 今日の昼飯は友達と合流してタイム・ワーナーの地下のスーパー、Whole Food Marketで前に食べて美味しかったバフェ形式のランチを買って、ベンチで食べましたよ。ここは美味しいから明日も行こうかなと思うくらい。
 なかなか席が見当たらなかったんだけれど、幸い若い女性2人組が譲ってくれました。お爺さんと娘に見えたんだろうなぁ。話しながら食べていたら、横に明らかに現地で働いているとおぼしき日本人女性が二人座った。多分日本人だよなぁと思いながらも声をかけずにしゃべっていたけれど、向こうはどう思ったんだろう。東洋人はもう区別がつかないからなぁ。

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 オペラはリヒャルト・ストラウスの「影のない女」です。いやぁ〜はっきり言って期待を裏切って素晴らしいできです。何しろ舞台装置で度肝を抜かれ、衣装で驚き、指揮者は売れっ子だし、ソプラノも秀逸!これは見て良かったと心から拍手しました。
Production: Herbert Wernicke
Sets, Costumes, and Lighting: Herbert Wernicke
Conductor: Vladimir Jurowski
The Empress: Anne Schwanewilms
The Dyer's Wife: Christine Goerke
The Nurse: Ildikó Komlósi
The Emperor: Torsten Kerl
Barak: Johan Reuter


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