私はアルコールはやたら弱くて、呑むことは呑めるのですが、直ぐに真っ赤になります。そして食べられなくなります。だから、はなはだ残念ですが、旅先では殆どアルコールを飲みません。だから、どこに行っても聞かれる食前酒なるものを頼みません。
じゃ、どうするのかというと単なる炭酸水を頼みます。これが欧州だと直ぐさま通じます。Sparkling Waterといえば誰でもわかります。SanpellegrinoとかPerrierが有名ですが、どこの街に行ってもスーパーがプライベイト・ブランドの炭酸水を売っていてこれだったら2リットル瓶でも1ユーロもしないくらいです。
ところがこれが大西洋を渡って北米に行くと突然に値段が上がり(輸入品なんでしょうかねぇ)、しかもsparkling waterでは通じなくなってきます。しまいには「soda」なんていわれていたりして、これが何か甘かったりしたらいやだなぁということになります。一度「もうどんなのが来ても良いや」と思って「yes」といったら単なる炭酸水が来て、あぁ良かったと胸をなで下ろしたというわけです。
翻ってわが国ではこれはもう全然市中に出回っておりませんし、見つかったとしても小さな瓶で、値段も高く、あとはAmazonに頼るしきゃありません。そうかといって持って歩く気にもならないし。どうして日本では売れないんでしょうねぇ。