はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

旅行の記録は(http://nsw2072.blogspot.com)に移りました。

131022 Auckland→Sydney移動。

 朝から洗濯。まさか朝7時半からラウンドリーで洗濯を始める人はここではさほどいない。だから三台ある洗濯機もガラガラ。ここの物価が高いことを象徴しているのか、洗濯機約30分で4ドル。乾燥機約40分が3ドル。洗濯するのに7ドルもかる。ジーパンやパジャマがあるのでそれも仕方がない。

 乾燥機から取り出したら見慣れない靴下が片方出てきた。どうやら誰かがおいていったらしい。ラウンドリーにおいてくる。

 ユースの前にタクシーが止まっていて客に声をかける。こっちは往復AirBusの切符を買ってある。何しろこのバスは10分に一本がやってくるので、便利この上ない。しかし、問題はどこから乗るかにあってこの坂をあの荷物を引きずってあがる気にはなれない。だから、下に降りていく。

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 AirBusの運転手がかけているラジオから坂本九の「上を向いて歩こう」がオリジナルのまま流れてくる。間奏のところで彼は口笛を吹く。ここまで浸透しているのだから、すごいヒットだったのだとよくわかる。坂本九も中村八大も既に他界。残りは永六輔だけだ。

 Air New Zealandのチェックインはどんなクラスも区別がない。チェックイン・バゲッジのタグもセルフ・チェックインで出てくる。それを自分でくっつけて預ける。それもひとつ23kg以下と表示が出ている。中に入るとセキュリティ・チェックの前に持ち込み荷物の検問があって、一個7kg以下と規制されている。私のは7.7kgあったけれど、お目こぼしいただいた。

 セキュリティ・チェックは超大アマで、靴を脱げとはいわないし、ベルトを抜けともいわない。

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 Los AngelesからAucklandのフライトでも感じたことだけれど、Air New Zealandのサービスは最上ではないでしょうか。その上、出てくる料理が実においしくて、こんなにおいしい料理を出すフライトはあんまりないなぁと思ったのですが、それはUnited Airlineのあとだったからよけいそう感じたのかもしれませんね。確かにUnitedはサービスもおざなり、出てくる料理もおざなり、すべて真剣にやっていない、という気がします。「これしかできないんだからしょうがないじゃん!」と居直っている様な気がします。
 それに引き換えて、Air New Zealandの真剣なこと!好感が持てますよねぇ。「Lone Ranger」を全部見終わらなかったのは残念だったけれど。

 SydneyのCity Railは空港からCityへ行くのに16ドルも取ります。これはいくらなんでも取り過ぎでしょ?前回も矢鱈目ったら高いなぁと思ったのですが、空港を利用する人はそれくらい払えという方針でしょうか。

 Sydneyも宿舎はYHAです。かつて自分がいた頃にできたYHAでそれまで本当に昔ながらの施設しかなかったものがCentralの駅前にあった古いビルを改装してできたものです。さすがに規模が大きくて、これまで泊まったLondon、AucklandのYHAよりも数段近代化されています。しかし、有料のwifiは部屋では繋がらなくて(最上階の端の部屋だから?)、わざわざパブリック・スペースに降りていかなきゃならないのは不満です。

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 AucklandのInternational Youth Hostelはリファービッシュしているとはいえ古い建物ですが、キッチンがオープンになっている点なんかを考えると一番ファミリアなのではないかと思います。たった三カ所の経験からいうのはなんですけれど。
 今、Sydneyで最も人気なのはRocksに新しくできたYHAでしょう。昔はがれきの山だった場所を再開発してできた施設のようです。如何にも観光地のただ中にできています。ただ、交通機関からは多少離れているので土地勘のない方からするとあんまり便利ではありません。City RailだとWynyardもしくはCirculer Keyでしょうか。

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