はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

旅行の記録は(http://nsw2072.blogspot.com)に移りました。

131020 日曜日 Auckland

 Los AngelesというよりもIrvineのお店で友人が見つけてくれたドリッパーのおかげで朝から美味しいコーヒーをドリップすることができて、満足です。

 ここのYHはハウスキーピングがあるのかないのか、わからなかったのですが、かえって来て判明。ありません!タオルを換えてもらいたかったらその旨いってくださいとのことです。お金はいくらなんだろう。ロンドンでは2ポンドでした。私は実は自分の小さなタオルでことが足りているのでバスタオルはもっぱら洗濯物の水分吸収に用いているので、換える必要がありませぬ。

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 インターリンクというバスが一回50セントで利用できます。まずこれでBritomart駅までいきます。

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 駅に入って右手にあるinformationで「バスの一日券というのはないですか?」と聞きました。すると立派なKIWI英語でしたけれど、「それよりも一日16ドルでtrain, ferry, busを乗り放題というdiscoveryという切符があるけれど、それのほうが便利で結局安いんじゃないか」といいます。お〜!そんなのがあるのなら、渡りに船でございます。そんなのを待っていました。

 一方、ここにもスイカやロンドンのオイスター・カードの様なものがあって「AT HOP CARD」といいます。オランダと同じ様にバスも電車もフェリーも「ピピッ!」と乗るときも降りるときも反応させます。ほとんどの地元の人はこれです。

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 それじゃとまず電車に乗りにいくことにしました。ここもtrainは地下から出ます。とても真新しい駅です。改札口が自動改札になっているのに、多くの人が「紙の切符はこちら」と書かれたほうを使います。なんでだろう。私の切符はもちろん紙の切符ですから、そっちに行ってターバンを巻いた駅員さんに「Puhinuiへいきたいんだけれど・・・。」とまでいったらその人が3番線からもうすぐ出るから急げ!」といいます。二両しきゃ繋がっていません。

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 あんまり混んでいません。ピンクのモヒカンの兄ちゃんが険しい顔をしています。走り出してみるとディーゼルです。なんだ、電化されていないのか。すぐに地下トンネルから脱するとあっという間に郊外です。

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 私たちが乗ったのはManukai行きのEastern Lineでした。途中からSoutern Lineと一緒になってわかったのですが、上に架線が走っています。それなのにディーゼルです。なんで?

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 そんな疑問を残したまま、Puhinuiの駅に到着です。
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 私たち二人を残してディーゼル列車は去っていきます。私たちは何でここまで来たのか。この列車が次のMnukaiが終点なのですが、これが盲腸線で、帰りも同じ列車に乗るしか方法がないだろうという読みです。ま、深読みって奴で、結局今日が日曜日だったので、そんなに列車が走っている訳もなく、おんなじ列車で折り返す結果となりました。
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 辺りを見回すと、この駅も大変に新しい雰囲気ですが、全くの無人駅です。わずかに二人の若い女性が待合室で携帯をいじっているだけです。横の複線線路を見ると砕石は真新しいのに線路は使われた形跡がありませぬ。これは一対何ということかと思っていると、これが目に入りました。
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 あ、そういうことですか。電化工事が終わったばかりというところなんですね!?これから移行するということなんですね。

 で、ここの駅なんですが、空港の着陸経路にあたっているようで、列車を待っている間に何機かの飛行機が足を出した状態で上空を通り過ぎていきます。
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 上からマレーシア、シンガポール、ニュージーランドでございますが、最後のこの機体は見たことがありませんでした。なかなか精悍です。

 元に戻ってくるときに、途中の駅から検札の係員が三人で乗ってきました。ticket inspectorと背中に書いてあります。AT HOP CARDは端末で読み取ることができるようです。

 Beritomartに戻ってきてからランチにSubwayのサンドイッチを買いました。手際の良い女性店員が作ってくれました。そのサンドイッチを持ったまま、今度はフェリーの乗り場にやってきて、Devonport行きのフェリーに乗ります。往復料金は普通だと11ドルだそうです。乗っている時間は10分もかかりません。実は私たちはDevonportで何をするのかを全く準備していません。しょうがないそのまま同じ船で帰ってきちゃいました。マンハッタンとスタテン島の間を往復したときと同じです。
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 誰かがどこかで書いていましたけれど、この街は海から眺めてみると随分印象が違うのに驚かされますね。

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 さて、今度はバスの旅です。普通の路線バスを乗り継ぐのはバスのルートマップを持っていないとできませんけれど、今回私はそれを入手していません。いなくてもこのinner-linkの緑バスとouter-linkの黄色いバスをうまく使えばかなり面白いことができそうだということでぐるぐる周りを楽しみました。
 結局バスを降りてぶらぶら歩きをしたのはMt Eden roadの中心街です。ここからぽこっと飛び出す様に膨らんだ山、Mt. Edenは上に上がるには歩くか、自動車以外に方策はなさそうで、登頂はハナから諦めましたけれど、近所にたくさんの種類の花が咲いていて、その中には八重のサクラ、しだれサクラまであって、感激でございます。ジャカランダがまだなのが残念ですが。
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