私事ながら（ずっと私事を書いている訳ですが）本日、誕生日を迎えました。旅先での誕生日というのは多分初めてではないかと思いますが、大して日頃とかわりません。変わっているといったら、多分家族５人の会食がない、ということでしょうか。そのかわり夫婦二人で歓楽街に滞在しております。
こんな日はしっとりとしたジャズを楽しみたいなと思いますが、大体この街はドンガンドンガンてな音がなっているのが普通の街なので、似合いませんね。遠くぽつんと離れたRioというホテルで「The Rat Pack is Back」というシナトラ、ディーン・マーチン、サミー・デイヴィスなんてののそっくりさんショーがあるらしいのですが、日曜日は休みだそうです。
さて、Las Vegas最後の日です。どうしよう？
お、ベラッジョの噴水があがって虹になってますぞ！
ふふふ。明日がコロンバス・デーの祭日なのに、この日曜日にSHOWをやらないなんてと思ったら、アハハ、案の定やってますぜ。しかもTIX 4 Tonightで42ドルで入手。それにしてもRioはStripから奥まっていて面倒くさいなぁと思ったらどうやらBally'sからシャトルが出ているってことです。じゃ、Bally'sのどこからでているのか。行ってみました。かなり奥まっているので、ここまで来るのすら面倒です。しかも昔だったらFlamingoのコンベンションの入り口からすぐだったのに、今は間のビルが改装工事に入っているのでぐるっと回らなくてはならないのがはなはだ不便です。
Bally'sに入るとすぐにパーキングのところのおばさんが近寄ってきてやたらと「どこからきたんだ？国は？」と聴くんです。なんだろうなぁと思っていたらなんと息子が沖縄のNavyにいて日本人の嫁さん、ミキと結婚していて孫が３歳、マリアっていうんだと携帯の写真まで見せてくれます。ようやくRio行きのシャトルの場所を教えてくれましたけれど、誕生星座まで一緒で彼女と2回も握手するはめに。国際外交の一環であります。
夜はそっくりさんショーに行くことになりましたから、昼は豪華に（これを豪華と呼ぶ）Ariaのbuffetです。なぜか新しいホテルには若い人たちがとても多くて、ParisやFlamingoとは一線を画しております。
それにしてもThe Cosmopolitanの活気のなさは一体どうしたことでしょうか。あのストの影響が続いているのでしょうか。カジノもがらんとしていたりして。
それでもやっぱり新しいホテルは若い女の子率がやたら高いですよねぇ。高校生じゃないかと思うような若い女性グループがいっぱいいたりしますけれど、なんか彼らに受けるショーでもあるんでしょうか。
それではギャンブル音痴の私の今回のギャンブル報告をいたしましょう。
まず2ドルを突っ込んで（！？）KENOマシーンで4.50ドルを稼ぎました！（＋2.50ドル）
次に5ドルを果敢にもスロットルに突っ込んで9.50ドルになりました！（＋4.50ドル）
1ドルをKENOに突っ込んであっという間に終わりました。（−1.00ドル）
最終報告：6.00ドルの勝ち。
ま、こんな程度しかギャンブルやりません。とほほ。
今日の食事はなんとAriaのブランチ・バフェ一食だけ。夜はその余韻でサンドイッチだけ。これじゃ太るんだろうなぁ。それにしてもアメリカにいると廻りにいる人が太った人が当たり前状態だから、安心してしまいますな。
今日も天気はよいのですが、ちょっと風があります。風が冷たいので、日向にいても先日ほどではありません。
夜はRioにショーを見に行ってきました。
わかったのはHarrah's - Rio間、Bally's - Rio間にそれぞれ35-6人乗れるミニバスがシャトルで走っていることでした。多分これがないとお客がストリップの方から遊びにきてくれないでしょう。それにしても、Rioも含めた「二流ホテルグループ」はお客の確保に必死な姿が見られます。宿泊費は軒並み100ドルいきません。だからホテルの中の雰囲気はそっくりです。施設古い、その代わり安い！ お客は爺さん婆さん、スペイン語系、中華系、カジノの雰囲気は無教養むき出し。だけれどもとにかく安い！これは大きい！
ベラッジョ、シーザーズパレス、Wynn、ヴェネティア、Ariaといった新しい、高級店が軒並み入った、日本人だけじゃない、若い女性が好んで逗留するタイプのホテルと、こんなホテルとは全く世界が違うんです。
割り切って遊ぶのがここ、Las Vegasだってことを学習して、明日は友達が遊んでくれるというLos Angelesに移動します。飛行時間はわずか1時間ちょっと。
