はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

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131008 Las Vegasへ移動

 New Yorkのマンハッタンに合計5泊し、今日は次の遊び場所、Las Vegasへ移動します。スター・アライアンスを利用しての米国での移動ということになりますとずっとUnitedを利用していくことになる訳です。United Airlineのサイトには「フライト状況&最新情報」というところがあって、そこで自分がこれから利用しようとするとフライトを検索すると、どこのゲートから出るか、今の予定はどうか、この飛行機材の前のフライトはどうかというのをさかのぼる、なんてことまでできます。
 本日私が利用するフライトは昨日の夜EWRからカナダのEdmontonに飛んだのですが、到着が1時間9分遅れていた、ということがわかります。そしてこれからEdmontonを出て、EWRには午後1時29分に到着する予定なんだそうです。さて、うまく行きますでしょうか。

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 ホテルをチェックアウトする前に朝飯をどうしようかなぁというわけでホテルからすぐそばにあるベーグルの店がものすごく人だかりがしているので旨いのに違いないだろうとひとっ走り。一番奥で注文をして名前をいい、キャッシャーで金を払って品物が出てくるのを待っているというのがほぼスタバ方式。ところがベーグルにこんなに種類があるとは知らない田舎からやってきたお上りの爺さんは「どんなベーグルがあるの?」なんてすっとぼけたことを聞いたものだから、お店のお姉さん「ほら、あそこに並んでいるでしょ?」って。
 でも区別つかないんだってば、爺さんには。すると彼女やおら片っ端から口に出し始めました。「セサミ!」お、それだ!知っているぞ、ごまだ!
 次は何を挟むのか攻撃だ。とりあえずスモークト・サーモンを注文したらクリームチーズはどうする、レタスはどうする、何はどうする・・・・。おっさんついていけませぬ。後は何もいりません宣言。結果がこれです。なんとベーグル一個で10ドルしましたけれど、こんなうまいサンドイッチを食ったのは初めてです。マンハッタンの脂の乗り切ったビジネスマンはこんなものを食ってるデスか!?

 10時半頃にチェックアウトして、ニュー・アーク行きのバスに乗ろうと41丁目のバス停にやってくると、タイミングよくバスが停まっています。駆け寄ると若い頃のモーガン・フリーマンのようなドライヴァーがいて、「そこの店で切符を買ってきて!」といいます。行ってみるとインド系の若者が二人。「シニアの切符?」というと「普通のアダルトのしきゃないよ」というのです。とって戻してドライヴァーに「シニアは売ってないってよ」というと、その反応が良いのですよ。「え!とてもシニアには見えない!」大笑いです。

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 ところがバスが走り始めてすぐに、その若き頃のモーガン・フリーマンが「何の理由かわからないけれど、事故でリンカーン/トンネルが閉鎖されている。ホランド・トンネルに廻るしきゃない!」というのです。「昨日もトラックとバイクがぶつかって3時間ばかり閉鎖になったんだよ、日常茶飯事だよ」と愚痴る。こりゃ面倒なことになったなぁと憂鬱になりかかる。そのトンネルは一体どこなのかと思うと、11th ave.かなんかをがんがんダウンタウンに南下する。全然混んでない。あっというまにホランド・トンネルに到着する。トンネルの中だって、全然渋滞していませぬ。ターミナルーCでバスを降りたのは正午をわずかに超えていた。つまり、到着までに1時間半を要したことになります。想定内とはいえ、マンハッタンという島に暮らすのは多分結構厄介では?

今回のセキュリティ・チェックでは、連れ合いのコルセットが槍玉に挙がりました。もう一回コルセット自体を機械に通して一件落着とはいえ、なにかと話題を作り出します。

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 とにかくさっさとセキュリティー・チェックを通り抜けて、c-120ゲート方面へ行くところにあったUnited Clubにボーディング・チケットを提示して入りました。かなり広いラウンジですが、ひょっとしたら国際便客用なのかもしれません。知らん顔して入ったら、レセプションの女性が「LondonーEWR間も利用してくれていたから、云々」とおっしゃって入れてくれました。ただ単にプレミアのボーディング・パスを持っているだけじゃいやなの?

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 入ってみると、食べられるものはろくなものがありません。結局クラッカー、果物くらい。
 どこかほかに廻ってみたら良かったのかもしれませんねぇ。

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 機材はカナダのエドモントンから飛んできた古いふるいA-319です。半時間の出発遅れは多分、リンカーン・トンネル事故の影響でしょうか、何人も駆け込んでくる乗客が引きも切らないという状況でした。こんなに遊びにいく人がたくさんいるってことです。
 何しろ映画は上にかかっている小さな画面で一斉放映。オンデマンドって一体何のこと?状態。上映している作品は今年の5月にアメリカ合衆国で封切られた「グランド・イリュージョン」(原題:Now You See Me)ってやつ。映画の現状に疎いのでいつの作品かわからなかったのだけれど、モーガン・フリーマンが若くないので最近のものと判断。ものすごく見せます。New Yorkががんがん出てきます。

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 途中の山はもう白くなっていました。そういえば2-3日前に中西部で雪だといっていましたよねぇ。ということは私たちはどこを飛んでいるってんですかねぇ。

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 Las Vegasは最後にきてから早くも丸5年が経過しています。つい昨日のことのようです。あのときはルクソールとパリスに泊まりました。当時建設中だったThe Cosmopolitanが大きく光り輝いています。今回の泊まりは嘘のような金額のFlamingoです。あまりにも安いので当初は二の足を踏んでおりました。しかし、後半の予定を組むにあたって、その安さに目がくらみました。
 その安さだからというのもあると思いますが、ホテルの中を歩いていると庶民が遊びにきて、庶民がサービスしている感がよく出ています。カジノのディーラーに中国系がたっぷりいるのと、レストランでも、カジノのドリンク係も高齢化が隠せません。ギャンブルマシーンが全部デジタル化してしまい、現金は見当たらず、全員がカジノカードで遊んでいるのがはなはだ味気ないと思うのは多分高齢者だけでしょうね。果てはKENOまで画面で瞬時に結果が出てしまいます。かつてはこれでじっくりと時間をかけて安く一日を過ごしたものなのですが、そんなことを許してはくれなくなったということなんですねぇ。昔日の感多々。浦島太郎の如し。

早速夕飯はバフェです。
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 こりゃどう見ても食い過ぎです。





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