はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

旅行の記録は(http://nsw2072.blogspot.com)に移りました。

131002 Indian Summer @ NYC

 なんちゅう暑さですか。私はてっきりセーター必携だと思っていたというのに、なんと今日の最高気温は30℃でございますよ。

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 日本人ガイドの半日ツアーに参加しました。何しろ西も東も分からないので、とにかくぐるっと廻ってしまえという奴です。一行は6人。皆さん同年輩とお見受けしました。女友達のお二人と娘さんがNYCで旦那の転勤にくっついてきているという前橋からきたご夫婦です。お互いにほとんど話をする雰囲気にもならず、勝手気侭なツアーです。

 非常に印象的だったのはとにかくニューヨークが以前とは比べ物にならないくらいきれいになったということです。とくにダウンタウンがめざましくこぎれいになりました。もちろんタイムズ・スクエアの喧噪だとか、チャイナタウンのあたかも戦後から全く変わっていないんじゃないかというごちゃごちゃ感もあるのですが、再開発されてこ綺麗担ったポイントが随分増えているという印象です。

 昼飯前にはスタッテン島へ渡るフェリーを往復して、自由の女神を遠くから見る。オバマ政権に反対する共和党がごり押しをした結果として公共機関が動かなくなるという噂が飛んでいる。

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 その昼飯は60丁目のタイム・ワーナーの地下のスーパーで総菜を買ってフードコートの様になっているところで食べちゃおうと食べ物をあさっている途中で、向こうから大学の同級生がやってきてバッタリ遭遇。二人ともあまりの偶然性に驚いて声も出ないといいたいところだけれど、わぁわぁ話した。すごいなぁ、世の中はこんなことが起きるのである。

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 マンハッタンに立ち並ぶいくつもの高級アパートには有名人が目の玉の飛び出るような家賃を払って暮らしているそうですが、私としてはJohn Lennonが住んでいたダコタハウスはチェックしておきたいなとは思っていましたけれど、その周りにこんなものが残されているとは知りませんでした。通りを渡った公園の中にこんなポイントができていて、観光客がやってきます。そして、その横では若いお兄ちゃんがギター一本でストロベリー・フィールズ・フォエバァーを唄っておりました。君、なかなかやるじゃないか。

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 そして夜は念願かなって初めてのメトロポリタン・オペラでございます。METからの連絡でも工事中だからと聞いていたのですが、全く何の支障もなく頼んでおいた切符も4つほど開いている窓口でスムースに受け取ることができました。
 モーツアルトの「Così fan tutte」です。なんといっても指揮者のジェームズ・レヴィンが特殊な椅子と指揮台に座って棒を振る訳で、彼が観客席に向かって挨拶をすると、観客の興奮は頂点となります。
 このオペラは非常に滑稽な展開をするストーリーですが、観客の多くはイタリア語がわかっているのだろうという笑い方をいたします。非常に微妙なところでお笑いになるのでございますよ。私にはその微妙なところがわからないし、手元の英語スーパーは非常に読みにくい色合いで、かなり置いてきぼり間があります。その上、時差の影響がかなりまだ残っていて、時として睡魔が襲ってくるのが厄介でございますな。海外でのオペラはこういうところでかなりの苦戦を強いられます。
 出演者は多くない演目ですが、それだけひとりひとりに演技力が求められます。メゾソプラノのIsabel Leonardはどうやらオーストラリア人のようですねぇ。

 

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