はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

旅行の記録は(http://nsw2072.blogspot.com)に移りました。

130625 ストラスブルグ五日目

 天気予報はあまり芳しくありませぬが、今日は国境をまたいで、ドイツのバーデンバーデンのテルメに足を伸ばしてみようと思っています。

 自動販売機ではBaden Badenまで買いにくいようなので、駅の対面販売窓口に行きます。往復切符を買いたいというと、全く簡単にOffenburg乗り換えのBaden Baden往復の切符を出してもらえました。16.30x2x2=65.20ユーロです。往復の有効期限は一ヶ月だそうです。

 10分前に表示がでた乗り場は25番線。え?そんなプラットフォームあったっけ?なんと1番線のずっと西に田舎のプラットフォームという佇まい。

 そこまで行ってみると、一昨日に美術館でお見かけし、朔日路上ですれ違って挨拶をした日本人ご夫婦と遭遇。マレーシアでロングステイして生活費を切り詰めては旅行を楽しんでいるというリッチなお二人でした。このお二人で驚いたのは持っている荷物が国際線機内持ち込み可能なバッグとリュック(デイパック?)だけなのだ。私たちはまだ荷物を持ちすぎだということだ。次回はチャレンジしないと。お二人はOffenburgから乗り換えてConstanceへ行くのだそうです。ところが電車がきません。10分以上遅れて到着しました。ご一緒してOffenburgまで行きましたが、私たちもそちらのご夫婦も乗り継ぎを逃してしまいました。それぞれ約一時間待ち。その間、それぞれの旅情報交換に費やしました。大変有意義。こうした情報が今後きっと役に立つのですよ。

 OffenburgからBaden Badenまでは約半時間。たくさん高齢者の男女が降ります。ここからバスですが、ネットで知った「205」に乗ろうとすると運転手が後ろのバスに乗れ、といいます。いってみるとそれは「201」で、結構いっぱいです。あとで類推するに多分「205」が一杯だったのだと。「201」は「カラカラ・テルメへ行くんだけれど」といって乗ったのに、その前までは行きません。Leopold Platzで降りて東北東へSophienstrasseを行くか、その上の通りを行く必要があります。私たちは迷いました。街中にはあちこちに地図が貼ってあります。ただし、その地図には今現在の場所が記されていません。歩いている人はたくさんいます。ただし、ほとんどは高齢の観光客ばかり。カルロビ・バリにそっくりな景観です。周りの商店もブランド店を筆頭にプライス・カードなんて見ないで買うお客相手と思しき店ばかり。

 結局ツーリスト・インフォメーションでご教示いただきましたけれど、なんと日本語の資料があります(中身の表現、ちょっと大げさ)。

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 カラカラ・テルメはセーチェニなんかと同様ICチップを腕時計のようにつけ、それでロッカーの鍵を押すとしまったり、あいたりするのはおんなじです。ここのデザインの良いのは着替えユニットから、荷物を持って反対側の扉を開けて出ると、そこがロッカースペースになっている点でしょうか。もっとも知らないで入ってきた扉を開けて出ると、水着で荷物を抱えてぼ〜っと佇むことになってしまいます。それでも係りの女性が「ハロ〜!そっちじゃないですよ、こっちですよぉ〜!」と教えてくれます。
 入場料は年々上がっているようで、現在は2時間以内だと15ユーロです。こちらは午前中に来てもシニア割引はございません(ウィーン近くのBadenのテルメにいった時は午後1時まではシニア割引があったのです)。
 落ちてくる水でマッサージ、というのは良くありますが、ここは水中の様々な高さに思いっきり出てくる水流があって、これで足の裏やら、腰やら、太ももやら、膝やらをマッサージすると大層気持ちがようございます。多分一時間くらいこれをやっておりました。

 こちらでも中国からのツアー客やインドからのツアー客が入場していますが、これから先の観光地は彼らを如何に満足させるかを考えないと客足は伸びないでしょうねぇ。

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 帰りはバスもすぐにくる、電車は15分待ちでそれぞれつながっていくで、快調でした。ライン川を渡るとそれが国境です。ストラスブルグという街が如何に国境間際なのか、よくわかりました。それでもたったこれだけで、全く異なる言語を使って生活をしていることが不思議でしょうがありません。なんでおんなじ言葉にならなかったの?と尋ねたいですね。

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