はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

旅行の記録は(http://nsw2072.blogspot.com)に移りました。

130611 ルツェルン→チューリッヒ

朝から雨。それもざんざん降りですぅ。朝4時半に目覚めてしまったので、そのまま起きて、比較的つながりの良いホテルなので、ネットにつなげちゃう。
4トラヴェルで、私の動向を気にしてくださる方がおられ、12日のフランスの空港はスタッフストライキの影響があるはずで、大丈夫ですかと書いておられます。
やや、そりゃ大変とスイス航空のサイトでフライトの確認をしたら、案の定キャンセルとなっています。即切符を購入したスター・アライアンスに連絡をとって、他のフライトに振り向けられないかと依頼を出します。ここの対応は本当に素晴らしくて、あっという間に「ではこれでいかがでしょう、仮押さえしました」という返事。日本語だというのがすごい。
ホテルには遅くなるけれど、こんな事情だから待っていてね、と連絡をいれます。
実は今回のホテルがネットでとったものの、何を決め手にしたのかがわからないホテルで、空港からのバスが到着する駅から地下鉄に乗るには階段が心配、地上を歩くのにはやや距離があるという中途半端さ。若ければガンガン行くのでしょうが、なにしろ高齢者夫婦ですから、そうもいかず。それで乗り合いリムジンを調達したものですから、そっちも手配替え。

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チューリッヒにはなんで行くのかというと、連れ合いの従姉妹の娘が家族6人で暮らしているのです。こんな物価の高い街でどうやって暮らしているのかと。幸い雨が上がっている間に急ぎます。
チューリッヒには数年前にホンの数時間歩いたことがあるだけです。たった一泊ですから、駅に近ければもうそれだけでいいってことにしたのですが、到着してみると上に酒のネオンが乗っているような、典型的なうらぶれホテルです。
こういうホテルにはだいたい入り口に階段があります。方ら、あった!ヤバイなぁとため息をついたその時です。上からがっしりした身体のアジア人が一人降りてきて、両手に私たちの荷物を軽々と持って、さっさと上がりました。「ありがとう!」とお礼をいうと、彼は韓国からきたお客さんです。さすがに儒教の国の青年は違います!
姪っ子が迎えに来るまで旧市街をめぐります。ジャコメッティのステンドグラスがある教会も、シャガールのステンドグラスがある教会も写真は取らせてくれませぬ。著作権上の問題があるのでしょうかねぇ。イヤイヤ、絵葉書を売りたいからでしょうか。最後にペーター教会にたどり着いた時には雨が降ってきていました。この教会は不思議なことに祭壇らしい祭壇がありません。パイプオルガンはちゃんとあります。祭壇があるべき場所に説教台がドンとあります。
久しぶりにあった姪っ子はすっかりお袋に似てきています。小学校一年生のしたの娘をバレーの練習からピックアップ。家は長屋方式の二階建てですが、なんと共同のシェルターが地下にできています。家を作る時にはシェルター造りが義務付けられているというのです。40歳まで軍の訓練に行かなくてはならないという臨戦体制に備えているという国らしい話です。ずいぶん前にそんな話を聞いたことがあるのですが、まだそうしているとは知りませんでした。スイスの物価の高さについては多くの人が様々に書いておられるでしょうけれど、マクドナルドの高いことに驚いて見せたら、彼女がいうにはなにしろ時給が25フランもするってんですから、高くて当たり前?
長男はすでに14歳になっていて、声変わりはしているし、恥ずかしがるようになっているし、まるで違う子になっちゃった見たい。娘三人は全員がバレーを習っていて、それだけでも大変な様です。夕飯をご馳走になって、久しぶりのお米ご飯でした。

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