はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

旅行の記録は(http://nsw2072.blogspot.com)に移りました。

130607 バルセロナ→ルツェルン

7泊したバルセロナもついに最終日となりにけり。

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多分ここで買い物をしなかったことを激しく後悔する日がくるに違いない。というのはこれから先はスイスであり、その先はフランスだからだ。特にあの帽子屋はその対象になるんだろうなぁ。
とりあえずカタルーニャ広場に面したビルの地下にあるスーパーに行って面白そうな缶詰を探す。タパスにあるような蛸、烏賊、貝の缶詰を発見。しかも、そのスーパーの自社ブランドものだってあるというのだから至極普通に利用されているということか。ここのスーパーは鮮魚売り場もあって、ブリムや、サーモン、タラ、鮟鱇、舌平目等々本当にバラエティーに飛んでいてウキウキしてきちゃいます。惣菜売り場では痩せたお婆さんが女店員さんにコロッケを包んでもらっています。その横には4ー5種類のパエリアが鍋のまんま並んでいます。一人でも、パエリアが食べられるというわけですけれど、これではご飯に芯が残っているなんてことはないんだろうなぁ。
そうそう、そういえば日本の懐石料理でもご飯を三回ほどに分けて出して、最初は芯があり、最後はおこげだったりするのがあるんだと連れ合いに聞きましたが、それはまた面白い。
実はメガネのフレームのネジが緩み(安物明白)、また(前にもあった)レンズが転げ落ちたら困るなぁとセロテープで貼って(だはっ!)あったのをちゃんと締めたいなぁと思って見つけた時計屋さん(ちゃんとした職人さんが一人でコツコツと作業をしている)に見せたら「ぐるっと回ったところ」と手で合図。じゃ、というのでぐるっと回ってみると、そこに何とメガネ屋さん。幸い、そこにとても愛想の良いおばさん店員さんがいて、メガネを見せてネジのところをぐるぐると回す仕草をすると、「シィ〜!」ってんで奥へもっていったん。しばらく立ったら持って帰ってきて、見せてくれたらちゃんとネジが締めてあって、セロテープも剥がしてある!財布を取り出して払おうとすると「のー、のー」と。手を握り締めんばかりにお礼を英語で(まがぬけてんなぁ)繰り返す。
チェックアウトにホテルに戻る道に家族経営のスーパーがあって、立ち寄るとイチジクを売ってます!連れ合い、たった二個をお買い上げ。
チェックアウトするとミニバーの水を飲んだね?という。飲んでなんていないよ、というとふ〜んと取り消す。なんだよ。
さて、カタルーニャ広場からバスで空港に向かいます。往復の切符を買っていたことをころっと忘れて、連れ合いが出した切符を見て、驚愕。私にしては準備良いじゃないの。ところがどこから出るのかよくわからない。偵察に出るとすぐに判明!バスの胴体にAerobusと書いてある。しかし、このサインは遠くから見えない。この点ではミュンヘンやウィーンの方が一日の長がある。無事バスに乗って発車してから気がついた。このバスはA2と書いてあった。それはターミナルー2にいくバスだった。ターミナル間にはシャトルバスが走っていると何かで読んでいたから心配はしなかったけれど、迂闊だった。

チューリッヒ空港からルツェルンへ移動したSBBの電車は途中チューリッヒ駅で乗り換える必要がない直行便で、これは一時間に一本走っている。他はチューリッヒで乗り換えなくてはならないので、ちょい面倒。ところが今日の電車の中は暑い、暑い。それでも誰も暑そうにしていない。こっちは頭が痛くなりそうだ。ホテルで「暑いねぇ!?」といったら「これまで一週間雨降りだったから」と言われ、あぁ、それでかと。ドイツ、チェコが川の増水で心配している時にこちらも降っていたようだ。

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