はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

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130601 バルセロナ 一日目

f:id:nsw2072:20130602025842j:plain今日のバルセロナは憎たらしいほどいい天気で、これまでのブダペストの天気を思いっきり取り返しているかのごときです。なにしろ初日だけはそのホテルの朝飯を食べようと食堂にいくと、ほとんどの人が真夏のような格好をしてきている。こりゃ本当に暑くなるんだなと、夏仕様に近い格好で出かけることにした。最初こそ日陰は肌寒いと思っていたのに、すぐさま水が欲しくなるようになって、途中で出逢ったカルフールで1リッターの水を買った。
バルセロナ初心者が初日に行くところじゃないといわれるガウディの第一作であるグエル別邸にいく。外から見ることはいつでもできるのだけれど、週末にはガイディッド・ツアーがある、というのがわが家のガイドの調査なんですな。で、いってみると最初の英語ツアーは終わっていて、次はカタルーニャ語。英語のツアーは一時間後と書いてある。そこにいたのは韓国の若い女性二人。彼らは強引にブザーを鳴らし続け、ついには中から係りの男性が顔をだし、庭の中に入って行った。強引とはこのことか。

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私たちは近くにある、やはりガウディの手になる門を見に行きました。この辺りは高級住宅街のようで、あたりに立ち並ぶ高層集合住宅も立派なものばかり。お店も上品な生活用品店のようなものばかり。そこにあった門も面白いもので、こりゃ調査係の手柄であります。
時間になって行ってみると、門の前に東洋人の女性と、男性が別々に座っています。壁や、門の外側を見て歩いていると、わが家の調査掛がなにやらその女性と話しているものだから、すぐさまその女性が日本の方だとわかります。話に加わってみると学会に来た日本の女医さんだそうで、発表を前に二度目のバルセロナを散歩しているってんです。
先ほど韓国の女性に対応していた男性が出てきて、ツアーが始まりますが、まず、グエルさんがどんな人なのか、何で大金持ちになったのか、そのグエルさんの息子が誰と結婚したのか、この門やすぐ中に残っている建物をなんでガウディが設計したのかを説明してくれました。スペイン人の英語なので、かなりの巻き舌でありますが、ゆっくり話してくれるので良くわかりました。
もんの中のこの建物は厩なんですな。グエルさんはこれでガウディの力量がわかって、ここから様々なことが始まるわけです。
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グエルさんのこの夏用の別邸は王様に献上され(売ったんだったかなぁ?)王様が増築したのが今も隣に残っている宮殿だそうです。かつてあそこにあった博物館は今は他に移されていて中を見ることはできません。
初めてのイベントとしてはとても面白くて実のあるものでしたが、そのあと、大変に暑くて、往生しました。お腹が減ってランブラス通りにある市場に行きました。立ち食いのお店はどこもいっぱいのお客で入れず、イワシ、ホタルイカ、イカのリング揚げを立ち食いしたのだけれど、これが二度揚げするので、美味しい。そのあと、熱にやられてホテルに帰着。一気にやってきた夏は、ちょっと辛いものがあります。にほんブログ村 旅行ブログ 夫婦世界一周へ
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