はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

旅行の記録は(http://nsw2072.blogspot.com)に移りました。

131031 旅の最終地

 シンガポールというところには17-8年前にやっぱりシドニーから出張で来て一泊した記憶があるんです。しかし、どこに泊まったのかもあまり良く覚えていませんが、ひとつだけしっかり覚えていることがあります。それは日本デパートの地下で鯛焼きを食べたことなんです。情けない話です。しかし、当時は久しぶりに食べたたいやきが美味しくておいしくてたまらなかったのです。当時のシンガポールには日本人学校に生徒がたくさんいたくらいで、駐在員がとても多くいたからでしょう。

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 朝、ふと目が覚めると東の空に朝日が昇り、海がキラキラ光ってとてもきれいな景色でした。

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 The Garden By The Bayという新しくできたらしい公園がなんだか「アバター」の様で、これからきっと面白いことが起きるらしいですよ。

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 朝ご飯といったらチャイニーズがたくさんいるシンガポールではやっぱりお粥で始めたいなぁ、どこへ行ったら良いだろうかと思案投げ首でしたけれど、Marina Bay Sandsという奇想天外な構造で今シンガポールではわんわんと人が見物に来るホテルのショッピングモール(もうずいぶんお店が散ってしまってシャッター街化していますが)のフードコートにおいしいお粥屋さんがありました。多分通常の街中の店から比べたら当然高いのでしょうけれど、実においしいお粥でございました。

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 ラッフルズ・プレースの駅までいってtourist passを入手。このパスはすべての駅で売っている訳ではありません。売っている駅も日曜日は売ってないとか、忙しい時間は売ってないんだとかいろいろ制約がありますが、いったん買ってしまえばなんも考えなくて良い、とうところは便利です。
 ところがラッフルズ・プレースの駅でなかなか前の女性2人組が終わりません。何事かと思ったら14人分をいっぺんに買っているのだそうで、ジャラジャラと領収書が出てくるのを見ていて、「まるで蛇じゃないか」といって笑いを貰いましたけれど、半端ない待ち時間でした。旅行のおかげで忍耐強く待つという習慣が生まれているらしいです。

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 なにが何でもChina Townにいかなきゃなりませぬ。それにしてもあちこちで同じ制服を着た中学生か高校生の日本人集団に遭遇します。今時の中学生は爺婆のような観光旅行をやってんだね、といったら、そういえば私たちの修学旅行も全く観光旅行だったといわれましたね。
 それにしてもこんな常夏の国にやってきて黒いストッキングをはいているというのはなんだか拷問の様にも見えます。

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 この辺りのお店が建ち並ぶ様子は全く浅草の仲見世の様だなぁと思っていたら本当にその中心になっているのはお寺だったのでした。アハハ、絵に描いたようでございます。

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 確かテレビでも見たことのあるお寺です。長い線香、お供えのお花、あるいは偽金の類い、なんというのもありますが、線香の匂いは仏教に寄与しているってことでしょう。
 西洋人の何人かが茶色い前掛けみたいなものを身につけています。若い男性のひとりにそれはなんだと聞いたら「いやよくわからないのだけれど、なんで僕だけこんなのを巻いてくれといわれたのかわからない、なんでなの?」と逆に質問するのですよ。で、ようやく気がついたのは、短パンの様な足を露骨に出している人にそれをお願いしているようです。仏様が煩悩に悩まされるとまずいということではないでしょうか。



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