パリで歩いていると、A4サイズの紙を適当にボール紙に貼り付けたものを手に持ってぶらぶら鴨を狙っている若い女性をよく見かけますよねぇ。署名させて金を巻き上げるというのもアリですが、あれで視界を遮ってスリを働くという道具にも使われているそうです。
私も何度も呼び止められましたが、その度に日本語で「なんだって?何いってんだよ、訳分からん」と突き放します。しかし、ストラスブルグの大聖堂の前では赤子を抱いているのまでいました。このときはさすがに油断してしまって、思わず英語で「I beg your pardon?」と反応してしまったのですが、refugeeがといった途端に、あぁ、いけねとわかって「NOOOOOO!!」と突っぱねました。
Musée de l'Orangerieのすぐ傍。彼らは私に相手にされずに向こうにいった。全部で4-5人はいた。
もっと直接的なのは面と向かって「金呉れ!」って奴ですが、子連れがかなりいるのには驚きました。子どもはこれを日常的に見ているわけですから、当たり前だ、ということになるのかも知れません。
教会の前にイスラムのかぶり物をしたおばさんが座り込んで紙コップを差し出すのにも閉口します。