はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

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140528 ハーメルン

ハーメルン→ハン・ミュンデン→カッセル
終日,雨。そして温度も低く,せいぜいあがって15℃。
f:id:nsw2072:20140528161214j:plain ハーメルンはホテルはメインストリートに面していて、観光には絶好の地なんだけれど、考えてみたら,この街にわざわざ泊まるひとは滅多にいそうもないわけですよ。だから私たちが朝の9時に歩き始めたらほとんどひとがいない上に、お店もほとんどまだ開いていないという。
 ハーメルンといったら「笛吹き男」で、こいつが街のネズミを約束通りに笛を吹きながら駆逐してあげたのに、街のひとがちゃんと報酬を払わなかったから、今度は笛吹き男が子どもたち130人を連れ出して、二度と帰らない様にしちゃったという話。
 街中にねずみをモデルにしたものを売っていますね。この街の旧市街の面白いところは古い町並みをそのままにしているのに、ショッピングモールもちゃんとあって、それが外から見たらそうは見えないのに、中に入るととんでもなく近代的なモールになっていたりする点でしょうか。ただ惜しむらくは表に残してある建物がほぼ全部新しい展開の店舗になっているので、なんとなく嘘っぽいというか、浦安のネズミーランドっぽいところでしょうかねぇ。
 昼飯が大パフォーマンスで、「ネズミのしっぽ」と称する豚肉料理なんだけれどそれをお姉さんが客席に調理台を持ち込んできて料理してみせるのだ。ほとんどハッシュド・ポークでありました。これには落ちがあって、夕食はほぼこれを踏襲した様なチキンのピリ辛ソースが長粒米のご飯に載せてあるという料理。今日はホワイトビールが美味しい一日でした。
 Ham Mundenという街がこれまたハーメルンと同様昔の木組みの家を旧市街に残してあって、ここは「鉄髭博士」を売り物にした似た様な観光地。驚くのは大変たくさんなキャンピングカーで旅をしているドイツ人たちで一杯なことでしょう。もともと、ドイツ人は世界のどこに行っても出会うというくらいの旅好きですから、国内にこんな観光客がわんさかと歩いていても、何の不思議もない訳ですな。

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