4travelで今度バルセロナに行くという人が、街中で皆さんどんな鞄で歩いていますか、スリがたくさんいるらしいですけれど、と書いたら、まぁ皆さん書くわ、書くわ！
次から次に一日で18人もの人があぁでもない、こうでもないと、自身が気をつけている方法を書き込みます。気をつけても狙われたという人の体験談、あるいは間接的体験談はひきも切らず。
カメラなんて持って歩いているからいけないんだ、高そうな鞄を持って歩くな、私なんて昔の布団袋で飛行機に乗っているぞ、スーパーの袋に仕事で使うカメラを入れているけれど、その上にセーターを載っけているけれど、そんな被害にあったことがない。でっかい札を出すんじゃない、大きな声で日本語で会話するな、はい、はい。もう仰る通りです。だから、道路で地図を広げるんじゃないっていっているだろう？！痛い目にあわなきゃわからんのか！？
私？柔らかい、小さくなるジッパー付き袋をたすき掛けにしています。駅に来ても「知っているんだ」という風を装って乗れるようにしています。その心構えを何度言ってもわかろうとしない連れ合いに時としていらだちます。大体そんな時に口を利きたくなくなりますね。アハハ。
トラムやバスに乗ろうと思っている日は前の晩に何番でどこまで行くか、練習して、メモ帳に書いていきます。すると地図を広げなくても住むというわけです。地下鉄の中でヤバイ雰囲気を感じたら直ぐさま降りてしまいます。躊躇しない。
連れ合いもそうですが、「そんなに用心しなくても大丈夫じゃない？」というのが日本人のぼぉーっとした希望的観測なんですね。私は何が起きてもおかしくないところには行かないんです。小心者だから。それでも被害に遭う可能性ありますよね、確実に。
