130525
ウィーンも今日で終わり。明日はブダペストへ移動します。あんまりトラムに乗ったことのない地域を乗ろうということになりました。こんなことが大好きでございます。東京でもそうですが、こういう街は得てして放射状の交通網はたくさんあってもそれをつなぐのはなかなか難しいもんです。
西駅から58番のトラムで途中までいって、そこから10Aのバス（Aがついたらバスです）で北のハイリゲンシュタット前まで行ってそこから地下鉄でなくてトラムで帰ってくるというテーマでした。
ところが今朝は寒くて、寒くて、とうとう我慢ができなくなって、街中からホテルに戻りました。防寒着を着込んで出直しですが、これでは全くの冬の格好です。気温も去ることながら冷たい風が吹き付けます。
暖かい昼飯を食おうというので、カフェ・ツェントラルに入って、アスパラガスのスープとポークソテーを二人でシェア。こういう時小さいコンビは安上がり。他のテーブルにスープが出ているのに、私のところに全然こない。どうやらポークソテーが遅れたらしい。でも、これが旨い！どちらも旨い。文句がいえない。
今度は腹ごなしにシュテファンから南東部分の探検です。しかし、気がついてみるとこれまでに結構通りかかっているんですね、これで。この辺の骨董品や、古本の店、相当に高級な衣料品の店、見るだけならただです。一体、誰が買うのかと驚きの値札であります。
この辺りには由緒ある建物や由緒ある教会が目白押しであるにもかかわらず、荒れたままになっている建物に遭遇します。もっとどんどんリフォームしていけばいいのに、と思うのは私のような成長しろしろ病の病人だけでしょうね、きっと。
リングまで出たので、そうだ！インペリアルでお茶にしようじゃないかと行ってみると人だかりです。何かと思ったらどうやら今日の大イベントに関係したタレントが泊まっているらしい。それでも負けずにカフェに入ります。ここのケーキがうまいのはもちろんですが、メランジュも、そしてなによりもお水がうまいのです。
欠点は日本人観光客が多いってところでしょうかね。この種の店はここでもミュンヘンと同じように白人ばかりなのがどうも気になります。
そして夜です。なんせチャンピオンズ・リーグの決勝です。バイエルン・ミュンヘン対ドルトムントですから、ドイツは盛り上がります。なにしろメルケル首相まで会場に行っています。
