今回のツアーも21日目となり、ドレスデンから約3時間、アウトバーンをひた走り、ベルリンへとやってきました。さすがに大都会。そこら中に人が溢れていて、めまいがするっていうくらい。ペルガモンも改修中なためもあって、グッチャグチャの人混みで、壁も人混みで、ポツダム広場も人混みで、もう疲れっちゃう!私たちはどんどん入っていっちゃいましたけれど、その横で長蛇の列ができています。あっちの列はなんですかと現地在住のガイドの方にお伺いしたら、「予約のない人の列です」というご説明です。ふらっと来たってなかなか入れないんだそうで、これは結構大変です。
あまりの人混みで本当に半分気持ち悪うございました。自分たちだけでのんびりのんびり見物するということになれすぎてきちゃったのかもしれません。
実は私はこの手のローマ時代遺跡やらというものは苦手でございます。興味がわかないのです。ほとんどのものが欧州各地の博物館にあって、つまり、早くそうした遺跡の貴重さに気がついた各国がそれが元々あった場所から持ってきちゃった、という類いがほとんどです。かれらはこうしておかなかったら多分これらのものは失われていただろうといういい方をしますが、もしそうだったらそれだって歴史の一部だというしかないのだろうと思います。ま、逆に言えばこうして保存されていたのだって歴史の一部だといういい方もありますけれど。