はてさて(旧:二人合わせて130歳、40周年、80日間、世界一周)

旅行の記録は(http://nsw2072.blogspot.com)に移りました。

131204 96日間

 これで今年の海外旅行は大団円。一年の1/4を海外で過ごしたことになります。大変に面白い経験をした一年でした。

 気がついたことがいくつかありました。
 やっぱり私の英語は何故かアメリカ英語から脱却できていないってことです。私は高校生の時に米軍のキャンプで仕事をしていた経験を持つ人で、自分でテキストをガリ版で作っては一学年に100人ほどの生徒を教えていた塾の先生についていたことがあって、その時に徹底的に発音とヒヤリングを訓練されたのですが、それがやっぱり基礎になっているので、発音はすべからくアメリカ英語になっています。だから、外地(これも死語ですかねぇ)で喋ると必ず「あなたは何故アメリカンを喋るのか」と聞かれます。今年も何度この言葉をかけられたことか。

 そして、そのおかげなのか、多くの訛りのある英語がわかるようになりました。各地を旅行してわかるのが、英語とはいえ、必ずしも共通に通じる訳じゃない、みんな自分の訛りを抱えているんだということです。

 エレベーターに飛び込んできた人に「何階ですか?」と聞いて13階を押してあげたら「私のスコッティッシュじゃ、わからないわよねぇ、ごめんなさいね」といって自分で押し直した人がいました。
 シンガポールのホテルや、香港系フライトのチェックインカウンターの人の英語が直ぐには飲み込めなかったという経験もあります。インド系の人たちの発音には昔随分慣れたことがあって、今では大分大丈夫になりました。

 しかし、こんなことも実際に外に出てみないとわかりません。頭でわかっていても、実はわからない。だから、若い人たちがどんどん、きっかけはなんでも良いから出かけていってくれれば、少しは日本も変わるような気がします。

 都会を旅するのはお金がいくらあっても足りないってことです。
 やっぱり人と接することができて、しかも面白いところを見られるのは田舎です。しかもまだ変わろうとしている国の田舎でしょうね。そのためには体力と根気が必要です。だから、「若いとき」に旅行をして貰いたい。この歳になると、精神的にも体力的にも耐性がない。悲しいかな、それがない。それができるのは若いときだけです。そして残念なことに若いときはそれがまだわからないという、人生の悲しさです。

 あぁ、若いときにもっと無茶をしておけば良かった。気がついたときには体力も気力も衰えてしまっている。

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 荷物の片付けをしていて気がついたのですが、9月に使い出した新しい鞄がなんだかギコギコ音がするんですよ。おかしいなぁと思って内張のファスナーを開けてみたら、この鞄のフレームはプラスティックでできていて、なんと簡単に割れているんです。
 さっそく海外旅行保険を契約していた損保ジャパンのコールセンターに電話。書類を送ってもらうことにしました。この種の保険で壊れてしまった鞄の求償請求をするのはこれが二度目ですが、安い鞄は簡単に壊れます。多分この鞄はプラスティックフレームが割れてしまったので直らない可能性大です。やれやれです。軽いということは壊れやすいってことでしょう。そうかといって一個6-7万円もするようなREMOWAみたいなものを買う気にもなれないし。バックパックが一番気楽ですね。

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